御朱印帳の使い方
御朱印帳のサイズ
御朱印帳の選び方
神社やお寺でいただくことのできる「御朱印」。
御朱印は、ノートやスタンプ帳でいただくことはできないため、御朱印をいただくための「御朱印帳」が必要になります。
とはいっても、これから御朱印巡りをしたいと思っている方は、
「御朱印帳ってなに?」
「御朱印帳ってどういうのがいいの?」
と、思いますよね。
種類やデザインが多いからちょっとわかりずらいよね
この記事では、一人で参拝するほどの神社好きである私おまもり君が、御朱印帳のサイズや使い方についてわかりやすく解説していきます!
御朱印帳はいただきたい御朱印によっても変わってくるものなので、この記事を読んで自分に合った御朱印帳を見つけましょう!
御朱印帳ってなに?
さきほども説明しましたが、御朱印をいただくためのものを「御朱印帳」と言います。
まず御朱印帳には綴じ方(作り方)に違いがあり、
- 和綴じ
- 蛇腹式
の、2種類があります。
和綴じ
上の写真では、糸があるのがわかると思います。
表紙・中の紙に綴じ穴があけられており、そこに糸を通して綴じたものを和綴じといいます。
外に糸が見えること、本のように開けることが特徴で、高級感がありますね。
表紙の糸が見えるだけで一気にオシャレさが増すよね
また、糸を外すことで、ページの順番を入れ替えたり、ページを追加したりして綴じなおすこともできます。
経年劣化に強いとされており、蛇腹式に比べて壊れにくいですし、破損してしまった場合には糸をはずして修復することもできるので、長く大切に使うことができますよ。
蛇腹式
蛇腹式は名前の通り、広げると蛇腹になることが特徴です。
和綴じと違い、糸を使っていないので、表紙に糸はありません。
今ではこの蛇腹式が主流になっているため、販売されている数やデザインが和綴じと比べて圧倒的に多いですね。
また蛇腹式であれば、御朱印をいただいたあとに広げて一覧で見ることもできます。
こうやって後から一気に見返すのが好きな人多いよね
「どっちの綴じ方がいいんだろう。。。」と迷ってしまう方は、
まずは蛇腹式の御朱印帳がオススメです!
御朱印帳の使い方
御朱印帳の使い方は簡単で、御朱印をいただく時に御朱印帳を渡し、自宅で大切に保管します。
使い方に関して「絶対に守らなければいけないこと」ということは、ほとんどありませんが、
「御朱印をいただく時」のマナーがいくつかあり、
- 御朱印をいただくタイミングを守る
- 御朱印をいただく時はカバーや飾りを外す
- 御朱印帳以外のノートやスタンプ帳にいただかない
など、御朱印をいただく時に注意したいことを守りましょう。
詳しくは下の記事で紹介していますので、合わせてご覧ください。
神社とお寺で分けるべきなの?
御朱印帳は「神社とお寺で分けるべきだ」ということがよく言われています。
しかし、これに決まりはなく、神社とお寺で分けずに同じ御朱印帳に御朱印をいただいても問題はありません。
ただ、神社やお寺によっては御朱印帳を分けていないと、御朱印を断られてしまう場合もあるようなので、
特に理由がない限りは、御朱印帳を分けて御朱印をいただくことをオススメします。
神社は神様、お寺は仏様じゃからな。御朱印帳を分けておくほうが無難じゃぞ
御朱印帳のサイズ
御朱印帳にはサイズがあり、そのサイズによって使い方が変わってくる場合もあります。
それぞれ紹介していきますが、直書きの御朱印をいただく場合は、「通常サイズ」か「大判サイズ」であれば問題ありませんよ。
通常サイズ
- 横:約113mm
- 縦:約161mm
※御朱印帳によって多少の違いがあります。
通常サイズの御朱印帳は、文庫本と同じくらいの大きさで、一般的な御朱印帳の大きさです。
神社やお寺でいただく御朱印帳は、このくらいのサイズのものが多い印象ですね。
大きすぎず小さすぎずの丁度いい大きさで、持ち運びもしやすく使いやすいサイズです。
僕が持ってる御朱印帳は、このサイズが一番多いよ
大判サイズ
- 横:約121mm
- 縦:約182mm
※御朱印帳によって多少の違いがあります。
大判サイズと呼ばれる御朱印帳は、通常サイズよりも少し大きくなり、B6サイズくらいの大きさです。
こちらも一般的な大きさですが、通常サイズよりも少し大きい分、書いていただく御朱印にも迫力がでます。
また、書き置き御朱印を貼る場合も、御朱印帳が大きいので御朱印が貼りやすいのが特徴ですね。
「通常サイズ」か「大判サイズ」で迷うのであれば、大判サイズがオススメですよ!
書き置き御朱印も増えてきているからな。大きいほうが断然貼りやすいぞ
見開きサイズ
- 横:約298mm
- 縦:約215mm
※御朱印帳によって違いがあります。この御朱印帳はポケット式です。
あまり一般的な御朱印帳ではありませんが、見開きサイズも紹介します。
写真の御朱印帳は、ポケット式なので、直書き御朱印をいただくことはできませんが、大きい切り絵御朱印や見開きサイズの書き置き御朱印を保管できます。
僕は重宝しているよ
「見開きサイズの書き置き御朱印はいただかない」
「直書き御朱印だけで十分」
という方には必要のない御朱印帳ですが、大きいサイズの書き置き御朱印をいただきたい方はこの御朱印オススメです!
この御朱印帳を、詳しく紹介している記事もありますので、興味のある方はご覧ください。
御朱印帳を買える場所
新しい御朱印帳がほしい方や、これから御朱印帳を買おうと思っている方に向けて御朱印帳が買える場所を紹介していきます。
神社やお寺
一番はじめに候補としてでてくるのは、神社やお寺ですね。
最近ではオリジナルの御朱印帳を作っているところも多く、それぞれの公式サイトで紹介されています。
僕もいろんな神社の御朱印帳を持っているよ
その神社やお寺の御社殿や、イメージがデザインされたものが多く、特色がでるのが魅力ですね。
自分の好きな神社やお寺がある方や、実際に手に取ってから購入したい方にオススメです。
ネット
神社やお寺で、あまり気に入るデザインがない場合には、ネットで買うのがオススメです!
実際に手に取ってから購入するのは難しくなりますが、たくさんの種類の御朱印帳から選ぶことができます。
素材や大きさ、デザインなど可愛いものから渋いものまでありますので、自分の好きな御朱印帳が見つかると思いますよ。
下の記事では、ネットで買えるオススメ御朱印帳を紹介していますので、興味のある方はチェックしてください!
雑貨屋などのお店
最近では、東急ハンズやロフトなどでも御朱印帳を取り扱っています。
買い物のついでにも見ることができ、手軽に購入できる面では、お店での購入もありですね。
デザインも多くあり、見ているだけでも楽しくなりますので、買い物にいった時に覗いてみてください。
御朱印帳の選び方
これまで、綴じ方・使い方・サイズなどを紹介してきました。
ここではこれまでの事をふまえて、実際に御朱印帳を買うときの選ぶ基準などを紹介していきます。
素材で選ぶ
素材で選ぶというのは、表紙の素材のことです。
表紙には「布製」と「木製」があり、どちらもいろんなデザインのものが販売されています。
まずはどっちの素材の表紙にするのかを決めるのがオススメですよ。
サイズで選ぶ
通常サイズにするのか、大判サイズにするのかでも迷いますよね。
正直どっちでもいいのですが、サイズで迷った場合は、「大判サイズ」にすれば間違いありません!
通常サイズに比べて、御朱印に迫力がでますし、書き置きの御朱印を貼るのも簡単です。
迷ったら大判!
見開きサイズの書き置き御朱印や、大きい切り絵御朱印をいただきたい方は、見開きサイズの御朱印帳も一緒に購入しましょう!
見た目で選ぶ
素材やサイズではなく「結局は自分の好きなデザイン・見た目で選ぶ!」ことが一番多いような気がしますね。
御朱印帳1冊といっても、長く使うものですし、自分の好きな見た目であれば見るたびにテンションも上がります。
見た目で選びたい方は、種類が豊富なネットで探すのがオススメですよ!
直書きと書き置きを別で保管したい人
直書き御朱印と書き置き御朱印を別で保管したい人は、書き置き専用の御朱印帳がオススメです。
書き置き専用御朱印帳は、四隅に御朱印を差し込む部分があり、そこに差し込むだけで保管することができます。
これであれば書き置き御朱印を貼る必要がなく、簡単に直書きと書き置きを分けられるので、
「直書きと書き置きは別で保管したい!」
「書き置き御朱印を貼るのが面倒。。。」
という方は書き置き専用御朱印帳を持っていると便利ですよ。
ちなみに、普通の御朱印帳に書き置き御朱印の貼り方を紹介している記事もありますので、興味のある方はご覧ください。
迷ったらこれ!おまもり君の御朱印帳
ここまで、御朱印帳の使い方や選び方を紹介してきましたが、最後に私おまもり君が監修したオリジナルの御朱印帳を紹介させてください。
シンプルなデザインに仕上がってるよ
- 蛇腹式
- 横:約114mm
- 縦:約161mm
国産ヒノキの使用したシンプルで高級感のある木製御朱印帳です。
表紙の真ん中に「御朱印帳」という彫刻を入れており、他では見ないデザインに仕上げています。
期間限定セールなどもやっていますので、公式サイトをぜひチェックしてください!
御朱印帳のよくある質問
- 直書きと書き置きは分けたほうがいいですか?
-
どちらでも大丈夫です。日付順にしたい方は分けずに、直書きと書き置きを分けたい方は、御朱印帳を分けて使うといいでしょう。
- 1ページ目は伊勢神宮じゃなきゃダメ?
-
「1ページ目は伊勢神宮の御朱印をいただく」という話をよく耳にしますが、これは決まりではありません。どちらでも大丈夫です。
- 御朱印帳の裏面は使っていいの?
-
蛇腹式の御朱印帳であれば、裏面も使うことができます。使うこと自体に問題はありませんが、御朱印の墨の量が多いと、裏までにじんでしまうことがあります。きれいに御朱印をいただきたい方は、使わないほうが無難でしょう。
- 御朱印帳は何冊もっててもいいの?
-
「1冊終わってからでないと新しい御朱印帳を持ってはいけない」なんてことはないので、何冊持っていても大丈夫です。
御朱印帳の選び方まとめ
以上が御朱印帳の選び方・使い方の紹介になります。
この記事のポイントをまとめておきます。
- 御朱印帳の綴じ方は2種類
- サイズは大判がオススメ!
- 書き置き専用御朱印帳もある
- おまもり君の御朱印帳も忘れずにチェック!
今ではたくさんの種類の御朱印帳があり、何を選んだらいいのかわからず、時間がかかりますよね。
この記事でも書いている通り、御朱印帳選びに迷ったら
「デザインが好きな大判サイズ」
を、選んでおけば間違いありません。
御朱印帳自体の使い方にも特に決まりはないため、気軽に購入して、気軽に御朱印をいただきにいきましょう。