違う神社に返納しちゃダメ?
正しいお守りの返納場所
お守りの返納方法
古いお守りは「お守りを授かった社寺に、直接持ちこんで返納する」のが基本であり、理想です。
違う神社に返納することは失礼にあたります。
では、お守りを授かった社寺が遠方で、直接持ちこむことができない時はどうすればいいのでしょうか?
また、違う神社に返納するのがなぜ失礼になるのでしょうか?
僕は返納したくないタイプ。でもしっかり解説していくよ
この記事では、正しいお守りの返納場所について詳しく解説していきます!
無理に返納する必要はありません。愛着のあるお守りや、思い出深いお守りは、持ち続けていても大丈夫です。
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お守りを返納するタイミング
お守りの返納はいつでも大丈夫ですが、せっかくなら「良いタイミング」で返納したいですよね。
お守りは授かってから1年が経ったあとか、願いが叶ったあとに返納するのが良いとされています。
詳しい理由については別の記事で紹介していますので、気になる方はおまもり君のつぶやきリンクからぜひ。
なんで違う神社じゃダメなの?
お守りを返納する時は「授かった社寺に直接持ちこむ」のが基本であり、理想とされています。
ではなぜ違う神社に返納するのが失礼になるのでしょうか。
詳しく解説していきます。
お守りは「買う」ではなく、「受ける」「授かる」と表現するよ
違う神様に返すことになる
日本には「八百万の神」1と言われるほどの、数多くの神様がいると言われています。
お守りの中には神様の分身が宿っているのですが、その分身はお守りを授かった神社の神様(御祭神2)です。
違う神社に返納するとなると、「違う神様」に返すことになり、失礼にあたります。
お寺の場合も同様に、お寺には宗派がありますので、違う宗派にお守りを返納することは失礼にあたります。
神様は「お守りを授かってから返納するまで」守ってくれているので、お礼と共に同じ神社、同じお寺に返すようにしましょう。
今まで守ってくれた神様、仏様に失礼にならないようにしようね
総本社、総本山なら分社でもいい
神社には「総本社」、お寺には「総本山」と呼ばれる格式の高い社寺が存在します。
そういった社寺には、全国に分社や末寺と呼ばれ、言わば子どものような社寺があります。
その社寺は同じ神様や、同じ宗派ですので「総本社・総本山」で授かったお守りを「分社・末寺」に返納するのは問題ありません。
「伏見稲荷大社と稲荷神社」は、「総本社と分社」の関係じゃな
「親と子ども」みたいな関係なんだ
神社とお寺も分けたほうがいい?
神社は「神道」であり、お寺は「仏教」なので違う宗教です。
基本的に神社には「神様」、お寺には「仏様」が祀られています。
そのため、神社のお守りとお寺のお守りは、必ず分けるようにしましょう。
神社のお守りは神社、お寺のお守りはお寺!必ず間違えないようにしよう!
受け入れてくれる社寺もある
とはいえ中には、他の社寺のお守りでも受け入れてくれる寛容なところもあります。
ご自身の近くの社寺で、そういったところがあるかもしれませんので、確認してみると良いと思います。
ただその場合でも最低限、「神社とお寺」は分けるようにすると良いでしょう。
少しめんどくさいけど、「確認」は忘れずにしようね
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そもそも返納する方法は?
お守りの正しい返納場所を解説してきましたが、いざ「返納しよう!」と思っても返納方法がわからない方も多いと思います。
- 授かった社寺に直接持ちこむ
- 授かった社寺に郵送で送る
- どんど焼きに出す
- 違う社寺に返納する
主な返納方法はこの4つがあります。
それぞれ別の記事で詳しくまとめていますので、気になる方はご覧ください。
郵送での返納を考えている方はこちら。
郵送以外はこちらで解説しています。
古いお守りの返納場所まとめ
ここまで正しい返納場所を詳しく解説してきました。
この記事のポイントをまとめておきます。
- 違う神社、違うお寺への返納は避けよう
- 「総本社」なら「分社」でも問題ない
- お寺の場合は「宗派」を確認しよう
- 正しい返納場所、方法で気持ち良く返納しよう
返納する時はしっかりと確認をして、失礼のないようにしましょう。