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浜松元城町東照宮の御朱印はいつもらえる?「出世神社」と呼ばれる理由も解説

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浜松元城町東照宮の拝殿
この記事の内容

元城町東照宮の歴史
パワースポットと呼ばれる理由
御朱印
神様とご利益
アクセスと駐車場


静岡県浜松市にある、浜松元城町東照宮はままつもとしろちょうとうしょうぐう

浜松市のパワースポットとして有名で「出世神社」とも呼ばれ、そのご利益をいただこうと遠方からの参拝者も多い神社です。


おまもり君

出世神社かあ。僕も「おまもり先生」になれるかな。


徳川家康や豊臣秀吉と縁のある神社で、徳川家康が実際に寝食した場所に建てられた唯一の東照宮であり、豊臣秀吉は、16歳〜18歳までここで仕えていたといいます。

この記事では、そんな浜松元城町東照宮の歴史や「出世神社」「パワースポット」と呼ばれる理由、御朱印やご利益、駐車場までわかりやすく紹介していきます。


目次

浜松の強烈なパワースポット


ここでは、浜松元城町東照宮の歴史を紹介していきます。

徳川家康や豊臣秀吉との関わりからわかる「浜松随一のパワースポット」と呼ばれる理由も、わかりやすく解説していきます。



浜松元城町東照宮の歴史


浜松元城町東照宮はままつもとしろちょうとうしょうぐうは、引間城ひくまじょう(曳馬・引馬)があった地に建てられた東照宮です。

引間城は、現在の浜松城の前身となる城で、1570年(元亀げんき元年)に岡崎城から引間城に拠点をうつした徳川家康が、城の根本的な拡張工事を行い「浜松城」に改名されました。


改名の理由

諸説あるようですが、引間ひくま(引馬)は「馬を引く」という言葉から、負け戦を連想させるため縁起が悪いということ、かつてこの地にあった荘園しょうえん1が「浜松荘はままつのしょう」という名称だったことから「浜松」に改名したようです。

そこから「引間」と呼ばれていた地名が「浜松」と呼ばれ始め、今に至ります。


おまもり君

「浜松」という地名は、徳川家康が名付け親ということだね


そこから城の中心部を現在の浜松城の天守てんしゅ2のあたりへ移し、元々あった引間城は浜松城の中に組み込まれていきました。

その約300年後の1886年(明治19年)、浜松城代はままつじょうだい3であったこともある井上八郎いのうえはちろうという人物の考えによって引間城跡に東照宮が建てられたのです。

徳川家康が実際に住んでいた場所で、東照宮となっているところは全国で唯一、浜松元城町東照宮だけです。

さらに、元城町東照宮がある「元城町」という地名は「元々は城があった」ということを意味しているそうです。

東照宮は現在、全国に約130社ほど建てられています。一番多いときには700社ほどあったそうです。



出世神社と呼ばれる理由は?


浜松市は「出世の街」、浜松城は「出世城」、浜松元城町東照宮は「出世神社」とも呼ばれている理由は、徳川家康・豊臣秀吉が深く関係しています。

ここでは浜松元城町東照宮が「出世神社」と呼ばれる理由を、2人の天下人との関わりから解説していきます。


徳川家康との深い関係

徳川家康は、引間城を浜松城として築城ちくじょうして以来、17年ものあいだ居城きょじょうしていました。

17年の間に様々なことが起こりましたが、最も大きな出来事はやはり1572年の「三方ヶ原みかたがはらの戦い」でしょう。

詳しいことは省略しますが、当時、戦国最強と言われていた「武田信玄たけだしんげん」との戦で、死ぬ寸前まで追い込まれ敗北した戦いです。

徳川家康は、恐怖におびえながらもなんとか浜松城に逃げ込み、一命をとりとめました。


おまもり君

恐怖のあまり「便を漏らしながら逃げた」なんて逸話もあるよ


三方ヶ原の戦いは、「家康の生涯で唯一の敗戦」とも言われていますが、そんな戦いをも乗り越えて、のちに天下統一を果たしました。

そんな徳川家康が実際に住んでいた場所に建てられた唯一の東照宮である、浜松元城町東照宮は「出世神社」と呼ぶにふさわしい神社でしょう。


豊臣秀吉にも縁がある

「日本一出世した男」とも呼ばれる豊臣秀吉とよとみひでよしも、浜松元城町東照宮に関わりがあります。

徳川家康が、引間城(浜松城)に拠点をうつす10年~20年ほど前に、豊臣秀吉もここへ訪れているのです。

松下之綱まつしたゆきつなという人物に仕えて、16歳~18歳までの3年間を浜松で過ごし、引間城では「猿のまねをして栗を食べた」とされる逸話も残っているそうです。

そして浜松を離れたあと、織田信長に出会い、天下統一を果たしていくのです。


おまもり君

とんでもないパワースポットだよ。。


浜松元城町東照宮は、「徳川家康」と「豊臣秀吉」という誰もが知っている歴史を変えた偉人が、生活していた場所です。

さらにその2人が「天下人」となっていることから「出世神社」や「パワースポット」と呼ばれています。



2015年から境内に2人のブロンズ像が設置され、名物にもなっています。

真ん中のところに立つと、スリーショットの写真を撮ることが出来ますので、参拝した際には出世のパワーを感じながら写真を撮ってみてください。


御朱印・御城印


浜松元城町東照宮と引間城では、それぞれ御朱印・御城印をいただくことができます。

浜松元城町東照宮の御朱印は「日付や時間が限定」されているため、いただく予定の方は注意が必要です。

受け付け場所や時間などを写真と合わせて、それぞれ解説していきます。


浜松元城町東照宮の御朱印

浜松元城町東照宮の御朱印

浜松元城町東照宮では書き置きの御朱印をいただくことができます。

徳川家康公の「葵の御紋ごもん4と「元城町東照宮の朱印」が押されているものです。

初穂料(料金)は、300円です。

御朱印と同時に「家康の散歩道」というパンフレットと、元城町東照宮の由緒が書かれたものもいただけます。

浜松元城町東照宮のパンフレット

御朱印は「参拝の証明」のようなものです。参拝したあとにいただくようにしましょう。


いただけるのは第2、第4日曜日だけ!


浜松元城町東照宮の御朱印は基本的に、第2・第4の日曜日、10時〜14時のみ頒布はんぷ5になります。

「基本的に」ですので、受け付けしない場合や、ずれる場合があることに注意しましょう。

受け付け場所は、上の写真の場所、鳥居から右斜め前あたりで、そこに年間の受け付け日のカレンダーが貼ってあります。

受け付け日になると窓が開いており、受け付けの方がいらっしゃいますので、声をかけて御朱印をいただきましょう。


引間城の御城印

引間城の御城印

浜松元城町東照宮は、引間城の跡地に建てられているので、引間城の御城印も近くでいただくことができます。

受け付け場所は、浜松元城町東照宮の向かって左側(浜松城側)に10mほど歩いた先の右側にある「引間城御城印所」です。

2種類の御朱印があり、それぞれ初穂料(料金)は300円で、書き置き御朱印になります。


神様とご利益


浜松元城町東照宮では、徳川家康公だけではなく、大国主神おおくにぬしのかみ」「事代主神ことしろぬしのかみまつられています。

ここではそれぞれの神様の紹介と、いただけるご利益をわかりやすく解説していきます。


神様

上にも書いてありますが、浜松元城町東照宮には「徳川家康・大国主神おおくにぬしのかみ事代主神ことしろぬしのかみの3はしら6の神様が祀られています。


徳川家康(とくがわ いえやす)

1542年12月26日に岡崎城で生まれる。今川氏の人質となっていた過去もあるが、のちに天下統一を果たし、江戸幕府を開いた。現在は「東照大権現とうしょうだいごんげん」としてあがめられ、全国の東照宮の御祭神でもある。


大国主神(おおくにぬしのかみ)

国津神くにつかみ7の代表的な神様であり、「国津神の主宰神しゅさいしん」と呼ばれる。多くの別名があるが「大国主神」「大己貴命おおなむちのみこと」「だいこくさま」と呼ばれることが多い。スサノオの息子にあたる神様であり、「出雲大社」の御祭神でもある。


事代主神(ことしろぬしのかみ)

「大国主神」の息子にあたる神様であり、託宣たくせんの神」8とも呼ばれる。七福神の「恵比須様えびすさま」と同一視される場合もある。



当ブログでは「久能山東照宮」も紹介していますので合わせてご覧ください。

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ご利益:出世だけじゃない!

神社に参拝する女性

3柱の神様が祀られているということもあり、いただけるご利益もいくつかあります。

  • 出世開運
  • 商売繁盛
  • 学業成就
  • 勝負運
  • 厄除け
  • 縁結び

など、「出世開運」以外にもたくさんありますので、歴史を感じながらご利益をいただきましょう。


アクセスと駐車場

浜松元城町東照宮はアクセスがしやすく、近くに駐車場もいくつかあるので、車で行くのがおすすめです。

ここでは、アクセス方法と駐車場をそれぞれ紹介していきます。


車でアクセス

車でアクセスする場合は、グーグルマップで簡単に着くことができます。

浜松元城町東照宮の住所

〒430-0946 
静岡県浜松市中区元城町111−2

「浜松元城町東照宮」「元城町東照宮」で検索し、でてきた経路に従えば大丈夫です。

私も実際にグーグルマップの経路で行きましたが、わかりづらい道もなく、スムーズに着くことができました。

しかし、浜松元城町東照宮には専用の駐車場がないため、これから紹介する近くの駐車場を目的地にするのがいいでしょう。

レンタカーを使いたい方はスカイチケットが安くておすすめです。

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公共交通機関でアクセス

浜松元城町東照宮の近くには「浜松城公園」があるのですが、そこにバス停があります。

そこから歩いていくのが一番近いので、そのルートを紹介します。

  1. JR浜松駅下車
  2. 浜松駅北口バスターミナルへ向かう
  3. 13・14番乗り場からバスへ乗車
  4. 「浜松城公園入口」で下車
  5. そこから徒歩約5分で到着

浜松駅バスターミナルの近くのエスカレーターを上ると、すぐ左に「バス案内所」があるそうなので、そこで聞いてみると確実です。


遠鉄バス公式サイト


近くの駐車場

浜松元城町東照宮専用の駐車場はありませんが、近くに有料(30分で100円程度)の駐車場がいくつかあります。

使いやすい駐車場を2か所、グーグルマップと合わせて料金なども紹介していきます。


浜松城公園駐車場

近くの大型の駐車場は「浜松城公園駐車場」です。

ここから徒歩約5分で浜松元城町東照宮にいくことができます。

料金は最初の90分は無料で、それ以降は30分100円。

土日祝は上限520円で「浜松城天守閣・天守門、浜松市美術館、浜松市茶室 松韻亭、スターバックス浜松城公園店」をご利用であれば60分追加で無料となります。

収容台数は約200台で、営業時間も午前8時~21時30分と長いので、浜松元城町東照宮だけではなく、浜松城の天守閣などもゆっくりと見学できますね。

しかし、安くて使いやすい駐車場だけあって満車になってしまうことも少なくありません。

私が行ったのは日曜日の10時30分頃でしたが、すでに満車で使えませんでした。

満車だった場合は、次に紹介する駐車場がおすすめです。


有料駐車場

駐車場の名前がわからないのですが、グーグルマップで紹介します。

「みどりや」という建物を目的地にしていますが、ここに駐車場があります。セブンイレブンの向かいです。

料金は30分100円で12時間最大料金は500円です。

収容台数は20~30台ほどですが、「浜松城公園駐車場」が満車で、この駐車場に来たとき(日曜日の11時頃)でも十分に空いていました。

ここから浜松元城町東照宮までは、徒歩で10分かからない程度ですので、使い勝手も良くおすすめです。


浜松元城町東照宮まとめ

以上が浜松元城町東照宮の紹介になります。

この記事のポイントをまとめておきます。


  • 浜松元城町東照宮は「出世神社」と呼ばれる
  • 家康公と秀吉公が深く関わる浜松随一のパワースポット
  • 御朱印をいただける日にち・時間に注意!
  • 近くで引間城の御城印もいただける
  • アクセスは車がおすすめ

浜松元城町東照宮は徳川家康と豊臣秀吉が唯一交差した場所で、歴史ある神社です。

全国的にも有名で、その「出世」のご利益をいただこうと、今でも参詣者が後を絶ちません。

近くには「浜松城」もありますので、時間のある方はそちらにも足を運んでみてください。



  1. 貴族などが収入を得るために支配した農地とその周辺の山野を含む土地。 ↩︎
  2. 城の中で最も高くそびえる建物。天守閣。 ↩︎
  3. 城代:大名から城や周辺の領土の守備を任された者。城の主の代理として城を管理した者。 ↩︎
  4. 貴人を敬っていう紋章(家紋)のこと。 ↩︎
  5. 広く分けて配ること。御朱印は「販売」とは言わず「頒布」と表現します。 ↩︎
  6. 神様を数える単位は「柱」。 ↩︎
  7. 日本神話において、高天原の神々に対して、この地上に出現した神々のこと。 ↩︎
  8. 神が人に乗り移ったり、夢の中に現れたりして意思を告げること。神のお告げ。神託。 ↩︎
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この記事を書いた人

神道に関する知識を惜しみなく発信。
「おまもり君」から「おまもり先生」になることが夢。

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